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The Approach
緑と、ゆるやかな階段
このレストランへは、まず階段を上ることから始まります。
ただ、まっすぐに伸びる階段は、その長さをそのまま「距離」として感じさせてしまうもの。
そこで私たちは、階段の途中に鉢植えの樹木やサボテンを点々と配置しました。
一直線には進めない、少しだけ迂回する道。
緑をよけながら、時に立ち止まり、時に見上げながら歩くことで、上りの距離感は少しずつ薄れていきます。
階段そのものも、建物を奥へと引き込むことで勾配を緩やかにしました。
急な上りではなく、木々の間を縫うようにゆったりと足を進める時間。
見上げれば、大きく張り出した木質の軒が出迎え、ガラス越しに店内の様子がのぞきます。
まっすぐではない道のりだからこそ、たどり着くまでの時間もまた、この空間の一部です。
たどり着くまでの時間もまた、
この空間の一部。
