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Space Story

Architecture / Interior

Journal 01

緑がつくる、
やわらかな境界。

階段を上る時間から、窓辺の居場所まで。
緑によってゆるやかにつながる空間の記録。

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建物外観 1
Exterior 01 01
建物外観 2
Exterior 02 02
建物外観 3
Exterior 03 03
建物外観 4
Exterior 04 04
建物外観 5
Exterior 05 05
建物外観 6
Exterior 06 06
建物外観 7
Exterior 07 07
01 07

01

The Approach

緑と、ゆるやかな階段

このレストランへは、まず階段を上ることから始まります。
ただ、まっすぐに伸びる階段は、その長さをそのまま「距離」として感じさせてしまうもの。

そこで私たちは、階段の途中に鉢植えの樹木やサボテンを点々と配置しました。
一直線には進めない、少しだけ迂回する道。
緑をよけながら、時に立ち止まり、時に見上げながら歩くことで、上りの距離感は少しずつ薄れていきます。

階段そのものも、建物を奥へと引き込むことで勾配を緩やかにしました。
急な上りではなく、木々の間を縫うようにゆったりと足を進める時間。
見上げれば、大きく張り出した木質の軒が出迎え、ガラス越しに店内の様子がのぞきます。

まっすぐではない道のりだからこそ、たどり着くまでの時間もまた、この空間の一部です。

たどり着くまでの時間もまた、
この空間の一部。

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レストラン内観 1
Interior 01 01
レストラン内観 2
Interior 02 02
レストラン内観 3
Interior 03 03
レストラン内観 4
Interior 04 04
レストラン内観 5
Interior 05 05
レストラン内観 6
Interior 06 06
レストラン内観 7
Interior 07 07
レストラン内観 8
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レストラン内観 9
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レストラン内観 10
Interior 10 10
レストラン内観 11
Interior 11 11
レストラン内観 12
Interior 12 12
01 12

02

The Interior

仕切らない、緑の空間

店内には、壁による仕切りをつくっていません。
テーブルとテーブルの間、階段の周り、ソファ席のまわり。そこにあるのは壁ではなく、鉢に植えられた木々や葉の茂りです。

視線は緑の隙間を通り抜け、隣の席の気配や、窓の外に広がる川と山の景色までゆるやかにつながっています。
完全に区切られていないからこそ、ひとりでも、大人数でも、その日の気分に合わせて居場所を選べます。

黒く塗られた鉄骨の梁と、無数の鉢植えの対比も、この空間らしさのひとつです。
硬質な素材の中に緑が入り込むことで、空間全体に呼吸するような余白が生まれています。

2階へと続く階段も、壁で覆わずオープンなまま。
上下の階がゆるやかにつながり、どこにいても空間全体の気配を感じられます。

仕切るのではなく、緑でゆるく分ける。
それが、この空間で大切にしたことです。

仕切るのではなく、
緑でゆるく分ける。